2. 2025年度の年金額を振り返り!モデルケースも紹介

2026年度の年金額改定が公表される時期ですが、まずはその基準となる2025年度の年金額について振り返ってみましょう。

新しい改定率が発表される前に、現在適用されている「2025年度の年金額」を確認します。

2025年度の年金額は、前年度から1.9%の引き上げとなりました。この金額は、2026年3月分(4月支給分)まで適用されていました。2025年度の年金額

  • 国民年金(老齢基礎年金(満額)):6万9308円(1人分 ※1
  • 厚生年金:23万2784円(夫婦2人分※2

※1 昭和31年4月1日以前生まれの方の老齢基礎年金(満額1人分)は、月額6万9108円(対前年度比+1300円)です。
※2 男性の平均的な収入(平均標準報酬(賞与含む月額換算)45万5000円)で40年間就業した場合に受け取り始める年金(老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額))の給付水準です。

国民年金(老齢基礎年金)だけの場合、満額(※3)でも月額約7万円です。受給開始を上限の75歳まで繰下げ(※4)たとしても、月額は13万円に満たない計算になります。

※3 国民年金(老齢基礎年金)の満額:国民年金保険料を480カ月納付した場合に、65歳から受け取れる年金額
※4 繰下げ受給:老齢年金の受給開始年齢を66歳~75歳までの間に後ろ倒しする制度。「繰下げ月数×0.7%」の増額率が適用され、75歳で受給開始した場合の増額率は84%。