2. 【70歳代二人以上世帯】貯蓄2000万円以上はどのくらい?平均・中央値もチェック

70歳代になると仕事も辞めて主な収入が年金のみになる世帯が多くなります。

70歳代二人以上世帯の貯蓄状況について、同じく「家計の金融行動に関する世論調査 2025年」をもとに見ていきましょう。

2.1 平均値は2416万円、中央値は1178万円

70歳代二人以上世帯の貯蓄額の平均値は2416万円、中央値は1178万円です。

60歳代二人以上世帯と同様に、平均値と中央値に大きな差が生じており、実際の平均は2416万円よりも少額になると考えられます。

また、60歳代二人以上世帯よりも、平均値が約260万円、中央値が約220万円減少しています。

まとまった出費があるほか、年金だけでは生活費をカバーできず貯蓄の切り崩しが必要になることなどが理由と考えられるでしょう。

2.2 貯蓄2000万円以上の世帯は37.5%

70歳代二人以上世帯のうち、2000万円以上の貯蓄を有する世帯は37.5%です。

60歳代と比較して、わずかに減少しています。

では、貯蓄額ごとの世帯割合も確認しましょう。

70歳代二人以上世帯の貯蓄額ごとの世帯割合2/3

70歳代二人以上世帯の貯蓄額ごとの世帯割合

出所:J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)」をもとに筆者作成

【金融資産保有額:世帯割合】

  • 金融資産なし:10.9%
  • 100万円未満:4.5%
  • 100~200万円未満:5.1%
  • 200~300万円未満:3.7%
  • 300~400万円未満:3.9%
  • 400~500万円未満:2.9%
  • 500~700万円未満:6.4%
  • 700~1000万円未満:6.7%
  • 1000~1500万円未満:11.1%
  • 1500~2000万円未満:6.7%
  • 2000~3000万円未満:12.3%
  • 3000万円以上:25.2%

最も多いのは3000万円以上の世帯で25.2%、次いで多いのが2000〜3000万円未満の世帯で12.3%となっています。

一方、金融資産なしの世帯は10.9%で60歳代よりは減少しているものの、10世帯に1世帯の割合で存在している状況です。