2. 「NISA貧乏予備軍」約4割が抱える投資資金の捻出という課題

株式会社400Fが運営する家計診断・相談サービス「オカネコ」が、全国のユーザー382人を対象に行った「オカネコ 新NISA3年目の利用実態調査」から、利用者の本音を探ってみましょう。

2.1 9割以上が運用益プラスという好成績。新NISA利用者の運用状況

この調査結果によれば、新NISAが始まってからの運用成績は、非常に好調であることがわかります。

新NISA開始(2024年1月)から現在までの、通産の運用成績(損益)を教えてください。4/6

新NISA開始(2024年1月)から現在までの、通産の運用成績(損益)を教えてください。

出所:株式会社400F(フォーハンドレッド・エフ)「オカネコ 新NISA3年目の利用実態調査」

  • 運用成績がプラスの人:90.2%
    (うち「+20%超」の大きな利益が出ている人が44.9%)
  • 制度への満足度:93.8%

このように9割を超える人が利益を得ている一方で、制度に「不満」を感じる理由のトップは、運用成績の問題ではなく「投資資金の捻出が苦しい」(43.8%)というものでした。

2.2 高い満足度の陰で。4割超が「投資資金の捻出が苦しい」と回答

「どちらかというと不満・不満」と回答した方に伺います。その理由は何ですか?5/6

「どちらかというと不満・不満」と回答した方に伺います。その理由は何ですか?

出所:株式会社400F(フォーハンドレッド・エフ)「オカネコ 新NISA3年目の利用実態調査」

運用がうまくいっているからこそ、「もっと投資額を増やしたい」「このチャンスを逃したくない」という気持ちが強くなり、結果として生活費などを切り詰めてしまうケースがあるようです。

こうした「成功体験が招く無理な投資」が、NISA貧乏につながる心理的な要因となっているのかもしれません。

調査概要

調査名:オカネコ 新NISA3年目の利用実態調査

調査方法:WEBアンケート

調査期間:2026年1月10日(土)~2026年1月12日(月)

回答者:全国の『オカネコ』ユーザー382人

回答者の年齢:30歳代以下18.6%、40歳代26.4%、50歳代32.2%、60歳代以上22.8%

回答者の世帯年収:400万円未満24.4%、400万円以上600万円未満20.7%、600万円以上800万円未満16.0%、800万円以上1000万円未満12.8%、1000万円以上1200万円未満6.3%、1200万円以上13.1%、わからない6.7%