1. 【二人以上世帯調査】資産増加の要因として「運用益」が上位に

J-FLEC(金融経済教育推進機構)が公表した「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)」によると、二人以上世帯の金融資産保有額は平均1940万円、中央値は720万円となり、いずれも前年から大きく伸びています。

資産が増えた背景としては、「定期的な収入の増加」や「収入からの貯蓄割合の引き上げ」を上回り、「株式・債券の評価額の上昇(38.7%)」や「配当・金利収入(35.0%)」といった運用による収益が上位に挙げられている点が特徴です。

また、働き盛りである40歳代・50歳代に着目しても、資産運用による増加を実感している世帯が一定数見られます。

  • 定例的な収入が増加したから:40歳代37.5%、50歳代26.6%
  • 株式、債券価格の上昇により、これらの評価額が増加したから:40歳代38.4% 50歳代34.1%
  • 配当や金利収入があったから:40歳代33.0% 50歳代29.5%

次章では、40歳代・50歳代に焦点を当て、貯蓄の実態を詳しく確認していきます。