年金は2か月に一度支給されますが、次の年金支給日は6月15日です。

では、現在のシニア世帯はどのくらい年金を受け取っているのでしょうか。年金だけで暮らすことはできるのでしょうか。

本記事では、60歳~89歳の「ふつうの人」はいくら年金をもらっているのか国民年金+厚生年金の平均月額を解説します。

年金制度の仕組みや自分が将来いくら年金を受け取るのかシミュレーションする方法も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 日本の年金制度はどうなっている?

日本の年金制度は、よく「3階建ての建物」に例えられます。

まず、すべての土台となる1階部分が「国民年金(基礎年金)」です。

日本に住む20歳以上60歳未満の全員に加入義務があります。

次に、2階部分が「厚生年金」です。これは会社員や公務員が、1階部分に上乗せして加入する公的な制度です。

保険料は勤務先と半分ずつ負担し、その分将来もらえる額が増えます。

そして、よりゆとりある老後を目指すための3階部分が「私的年金」です。

勤務先が用意する「企業年金」や、個人で任意に始める「iDeCo(イデコ)」などが該当します。

公的年金だけでは不足しがちな生活費を、自分自身の努力でさらに手厚く補うための仕組みです。