4. 老後に備えて今からできること
老後の生活を見据えると、現役のうちから計画的に準備を進めることが大切です。
まずは自身の収入と支出を把握し、無理のない範囲で貯蓄を積み上げていくことが基本となります。
また、将来受け取る年金額を「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」などで確認し、不足が見込まれる場合には早い段階から対策を検討しておきましょう。
あわせて、iDeCoやNISAの活用による資産形成も選択肢の一つといえるでしょう。
また、生活水準を見直したり固定費を削減したりするなど、支出をコントロールする視点も重要です。
こうした取り組みを積み重ねることで、老後の家計の安定につながるため、将来への不安を軽減するためにも、できることから少しずつ備えていくことが大切です。
5. 年金は増えても「安心」とは限らない
本記事では、今回の年金増額の内容を確認しながら、実際の平均受給額、夫婦世帯・単身世帯それぞれの家計実態について解説しました。
4月分から年金額は増額されるものの、その金額だけで安心できるとは言い切れません。
実際の家計を見ると、毎月の収支が赤字となるケースもあり、貯蓄を取り崩しながら生活しているのが実情です。
年金額には個人差があるため、平均だけを基準にするのではなく、自分の受給見込みと支出のバランスを把握しておくことが大切といえるでしょう。
参考資料
中本 智恵
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元銀行員/金融ライター
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)保有。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて主にリテール営業に従事した。とくに銀行では国内外株式の仲介、国内外の債券、投資信託、生命保険、住宅ローンなどの販売に携わり、全国表彰歴あり。金融機関勤務後は経験を活かし、株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチ(旧:株式会社ナビゲータープラットフォーム)に入社。
現在はくらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、住宅ローン、カードローン、為替相場、株式投資などを中心に記事の企画・執筆・編集・監修をおこなっている。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数達成。(2025年8月25日更新)
監修者
マネー編集部年金班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、地方自治体の公務員や生命保険会社等の金融機関にて勤務経験が豊富な編集者が中心となり、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障制度などをテーマに、丁寧で読者にとってわかりやすい記事の情報発信を行っています。
マネー編集部年金班に所属する編集者は日本生命保険相互会社出身の村岸理美、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか等のファイナンシャルアドバイザー経験者等で構成されており、表彰歴多数の編集者も複数在籍しており、豊富な金融知識をもとにした記事に定評があります。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。(最新更新日:2025年6月8日)