4. 老後に備えて今からできること

老後の生活を見据えると、現役のうちから計画的に準備を進めることが大切です。

まずは自身の収入と支出を把握し、無理のない範囲で貯蓄を積み上げていくことが基本となります。

また、将来受け取る年金額を「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」などで確認し、不足が見込まれる場合には早い段階から対策を検討しておきましょう。

あわせて、iDeCoやNISAの活用による資産形成も選択肢の一つといえるでしょう。

また、生活水準を見直したり固定費を削減したりするなど、支出をコントロールする視点も重要です。

こうした取り組みを積み重ねることで、老後の家計の安定につながるため、将来への不安を軽減するためにも、できることから少しずつ備えていくことが大切です。

5. 年金は増えても「安心」とは限らない

本記事では、今回の年金増額の内容を確認しながら、実際の平均受給額、夫婦世帯・単身世帯それぞれの家計実態について解説しました。

4月分から年金額は増額されるものの、その金額だけで安心できるとは言い切れません。

実際の家計を見ると、毎月の収支が赤字となるケースもあり、貯蓄を取り崩しながら生活しているのが実情です。

年金額には個人差があるため、平均だけを基準にするのではなく、自分の受給見込みと支出のバランスを把握しておくことが大切といえるでしょう。

参考資料

中本 智恵