4月は新年度がスタートし、生活環境に変化がある方も多い時期です。
これを機に、家計の状況を見直したり、将来の生活設計を考えたりするのもよいかもしれません。
物価の上昇が続くなか、特にシニア世帯においては「年金収入だけでは将来が心もとない」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、60歳や65歳以上の方を対象とした公的給付制度は、老齢年金以外にも複数存在します。
しかし、これらの多くはご自身で申請手続きをしないと受け取ることができません。
この記事では、シニア世帯や働き続ける高齢者の方が対象となる代表的な公的給付制度を整理し、それぞれのポイントを分かりやすく解説します。
ご自身が対象となる制度がないか、この機会に確認してみましょう。
※LIMOでは、個別の相談・お問い合わせにはお答えできません。
1. 【申請必須】シニア世代が対象となる公的給付制度の概要
公的年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)は、私たちの生活を支える重要なセーフティーネットです。
ただし、支給要件を満たせば自動的に支給されるわけではありません。年金を受け取るには「年金請求書」を提出し、請求手続きを行う必要があります。
国や地方自治体が提供する「手当」や「給付金」、「補助金」といった支援制度の多くも、同様に受け取るためには申請手続きが必要です。
申請期限や添付書類などの定められたルールを守らないと、本来受け取れるはずのお金が減額されたり、受給できなくなったりする可能性も考えられます。
公的な支援制度を必要に応じて確実に活用するためには、どのような支援が自身の対象となるかを理解し、手続きをきちんと行うことが大切です。
著者
ファイナンシャルアドバイザー/一種外務員資格(証券外務員一種)/TLC(生保協会認定FP)
沖縄県沖縄市出身。大阪の摂南大学を卒業後にブレイクダンスインストラクターという異色の経歴を持つ。その後、ジブラルタ生命保険に入社しルーキーながら受賞歴多数。特に地域のお客様を中心に資産運用、介護などについて幅広いお金の問題解決に従事していた。現在は金融IT企業で個人向け資産運用コンサルティング業務を行う。一種外務員資格(証券外務員一種)、TLC(生保協会認定FP)、その他資格保有。
監修者
マネー編集部社会保障班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに社会保障制度や社会福祉、公的扶助、保険医療などをテーマに関する記事を執筆・編集・公開している。
マネー編集部社会保障班は、地方自治体職員出身の太田彩子、日本生命保険相互会社出身の村岸理美、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子など、豊富な経験と知識を有した編集者で構成されている。表彰歴多数の編集者も複数在籍。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務や、国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担った実務経験者も在籍している。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年8月26日)