株式会社Willbeは、2026年4月1日、ポータブル電源「ML720i 」の自主回収を発表しました。対象商品とリコールの詳細を紹介します。
1. 【自主回収】対象商品はポータブル電源「ML720i 」
リコール対象になっている「ML720i 」は、WillbeがEcoFlow Technology JapanからOEM供給を受け、三菱重工メイキエンジン(現:株式会社Willbe)ブランドで販売を行っている商品です。
リコールの理由は、長時間の使用により、極稀にバッテリー劣化に起因する異常な発煙・発火が発生する恐れがあるためです。
改善策として、消費者保護および事故防止の目的から、EcoFlow Technology Japanがファームウェアの無償アップデートを実施します。
2. 【自主回収】回収対象数は6030台
今回の自主回収に関する詳細は以下の通りです。
- 商品名:ポータブル電源:ML720i
- 型番:ML720i
- 販売期間:2021年4月~2021年9月
- 対象数:6030台
- 連絡先:株式会社Willbe お問い合わせ窓口
同社が実施するファームウェアアップデートの対応手順は以下の通りです。
- メールでやりとりが可能な場合、EcoFlow Technology Japan改修受付窓口にメール送付
- 件名に「ML720i返送依頼」と記載
- 氏名・住所・電話番号・本体号機番号(底面シールに記載)を記載
- 窓口からの返信メールの指示に従い、着払いでEcoFlow Technology Japanに発送
- 到着後、随時ファームウェアアップデート
- アップデート完了後、返却
発送から返却までにかかる期間は、約3~4週間を予定。メールでのやりとりが難しい場合はフリーダイヤルでも受け付けるとのことです。
3. 日本のリコール件数は2025年度に2520件
日本のリコール件数は年々増加傾向にあります。
消費者庁が毎年発表している「消費者白書」によると、過去10年の届出件数の推移は以下の通りです。
- 2016年度 全体:825件 食品:310件 自動車:364件
- 2017年度 全体:856件 食品:332件 自動車:377件
- 2018年度 全体:892件 食品:355件 自動車:384件
- 2019年度 全体:934件 食品:381件 自動車:351件
- 2020年度 全体:1021件 食品:415件 自動車:310件
- 2021年度 全体:1514件 食品:943件 自動車:341件
- 2022年度 全体:1842件 食品:1180件 自動車:383件
- 2023年度 全体:2120件 食品:1325件 自動車:349件
- 2024年度 全体:2350件 食品:1490件 自動車:337件
- 2025年度 全体:2520件 食品:1610件 自動車:340件
食品が21年度以降で急増しているのは、食品衛生法等の改正によって届出が義務化されたためです。現在では半数以上を食品分野が占めています。
モバイルバッテリーなどのリチウムイオン電池使用製品は発火・爆発事故が相次いでいることから、消費者庁は重点的に正しい廃棄の方法などを呼びかけています。



