2. 《厚生年金の平均受給額》年間240万円(月額20万円)以上の受給者「2割に満たない」

改定額は増えましたが、実際の受給現場はどうなっているのでしょうか。厚生労働省の資料(令和6年度)では、老齢基礎年金を含む厚生年金の平均月額は15万289円となっています。

受給額ごとの分布を詳しく見ると、「月額20万円(年間240万円)」のラインを超えている人は全体の18.8%に留まります。

  • 10万円未満: 19.0%
  • 15万円以上: 49.8%
  • 20万円以上: 18.8%

このデータからは、公的年金だけで「ゆとりある老後」を過ごせる層は、決して多数派ではないという厳しい現実が浮かび上がります。