4. まとめ

2025年の平均賃金は4年連続で上昇し、全体として賃金水準は上向いています。

ただし、その内実を見ると、勤務先の企業規模による差は小さくありません。

大企業ほど平均賃金は高く、年齢や勤続年数が上がるにつれて、その差はより広がる傾向が見られます。

また、勤続年数が長いほど賃金は上昇しやすいものの、同じように長く働いていても、企業規模によって収入には大きな開きが生じます。

若いうちは差が小さく見えても、中高年期には家計や資産形成に影響する水準へ広がっていく可能性がある点は見逃せません。

賃上げの流れが続くなかでも、収入の伸び方は一律ではなく、企業規模や勤続、働き方によって違いが出ます。

自分の立ち位置を考える際は、平均賃金だけでなく、こうした背景まで含めて見ていくことが大切です。

参考資料

加藤 聖人