5. まとめ

ここまで、シニア世代が自分らしく働き、安心して暮らすための「申請しないともらえないお金」について整理してきました。

再就職時や雇用継続時にもらえる雇用保険関連の給付金は、定年後の収入減を補う心強い支えとなりますが、年金とのバランスや申請時期には注意が必要です。
また、加給年金や年金生活者支援給付金といった「年金の上乗せ制度」は、自ら申請しない限り受け取れないため、もらい忘れが非常に多いのが実情です。決して莫大な金額ではありませんが、確実な収入の底上げは家計の助けになりますので、ご自身の世帯状況を今一度確認することをおすすめします。

さらに、法改正で決まった「106万円の壁」の撤廃は、将来的にご自身の厚生年金を手厚くし、老後の受給額を増やすチャンスとも捉えることができるでしょう。

こうした公的な支援制度を正しく理解し、一つひとつ確実に手続きを行うことは、長寿社会を堅実に生き抜くための大切なステップです。
まずはご自身がどの給付の対象になるのか、「ねんきんネット」やハローワークの窓口などを通じて、現在の状況をチェックしてみることから始めてみてはいかがでしょうか。

参考資料

マネー編集部社会保障班