4. まとめ
金は株式の配当や債券の利息のように、資産自体の増殖を期待するものではありません。
最近のような急騰を目の当たりにすると値上がり益を追求したくなりますが、本来の役割はインフレや地政学リスクに対する「守りの資産(保険)」です。
株式や債券といった伝統的な資産と異なる値動きをする金をポートフォリオの一部(一般的には数%〜10%程度)に組み入れることで、資産全体のボラティリティ(価格変動幅)を抑える効果が期待できます。
「管理の手間をかけずに、不測の事態に備えたい」「インフレによる円の価値低下をヘッジしたい」。そう考える投資家にとって、100円から手軽に始められる投資信託は、資産の安定性を高めるための現実的かつ有力な選択肢となるでしょう。
※本記事は投資を推奨するものではありません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。
参考資料
- 三菱UFJアセットマネジメント「三菱UFJ 純金ファンド 愛称:ファインゴールド」
- 金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック」
- TradingView「XAUUSD」
- 田中貴金属工業株式会社「金価格推移」
- 国税庁「No.3161 金地金の譲渡による所得」
和田 直子