3. 【ひとり親世帯】2つの制度
ひとり親世帯では、子育てと生活費を一人で担うケースが多く、経済的な負担が大きくなりがちです。
そのため、生活支援や医療費負担の軽減を目的とした制度が複数用意されています。
3.1 児童扶養手当
児童扶養手当は、ひとり親家庭などの生活の安定と自立を支援するための手当です。
- 対象となるのは、以下のようなケースです。
- 離婚や死別によりひとり親となった家庭
- 父または母に一定の障害がある場合
- 生死が不明などの事情がある場合
支給対象は、高校卒業までの子ども(18歳到達後の最初の3月31日まで)で、障害がある場合は20歳未満までとなります。
支給額は所得や子どもの人数によって異なり、目安は以下のとおりです。
- 全部支給:月額4万6690円
- 一部支給:月額4万6680円~1万1010円(※2025年度基準)
また、2人目以降の子どもについては加算があります。
- 第2子以降:1人あたり月額1万1030円(一部支給の場合は1万1020円~5520円)
支給は年6回(2か月に1回)、まとめて振り込まれます。
なお、所得制限が設けられているため、収入状況によっては一部支給または支給対象外となる場合があります。
3.2 ひとり親家庭等医療費助成制度
ひとり親家庭等医療費助成制度は、医療費の自己負担を軽減する制度です。
自治体ごとに実施されており、内容や条件は地域によって異なります。
【主な特徴】
- 医療費の一部または全額を助成
- 子どもだけでなく保護者も対象となる場合あり
- 所得制限が設けられているケースが多い
住んでいる市区町村の窓口やホームページで詳細を確認しておきましょう。