4. 自分にあった「働き方」で納得感のある老後資金の確保を
2026年度の年金増額改定は心強いニュースですが、試算結果を見ると、年金だけで老後をカバーするには現役時代の「継続」と「収入」が想像以上に重要であることが分かります。今の時代、多くの女性が仕事と育児の両立を望んでいますが、そのためにはキャリアを中断させない工夫や、社会保険の適用拡大を賢く利用する視点が欠かせません。
もちろん、賃金格差などの社会的な課題はありますが、まずは自分の将来の数字を知ることが第一歩です。公的年金を「柱」にしつつ、iDeCoやNISAなどの自分年金も組み合わせながら、前向きに将来を設計していきませんか。この春の気づきが、20年、30年後のあなたをきっと支えてくれるはずです。
参考資料
村岸 理美
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)