5. 年代別にみる積立の考え方

若年層は運用期間を長く確保しやすいため、価格変動の影響を分散しやすい特徴があります。

一方で、積立額を無理に大きく設定する必要はありません。

必要な生活費や直近で必要となる資金などを確保したうえで、余剰資金を用いて資産運用を検討することが大切です。

中高年層では、運用期間が限られるため、積立額と資産配分のバランスを考慮する必要があるでしょう。

6. つみたて投資枠の仕組みを理解し、資産形成の選択肢の1つに

新NISAのつみたて投資枠は、長期の積立投資を前提とした制度です。

月3万円を20年間積み立てた場合、利回りの違いによって資産額に差が生じますが、いずれにせよ資産を増やせる可能性が期待できます。

ただし、資産運用は利益が期待できるだけではありません。価格変動リスクなどが伴います。

資産運用において、リスクとリターンは比例する傾向にあるからです。

大きなリターンが期待できるものは、その分リスクも大きくなる傾向にあります。

制度の特徴や積立投資の仕組みを理解し、ご自身の状況に合わせて積立額や期間などを設定することが大切です。

将来に向けて、家計の状況に合った資産形成を検討してみてはいかがでしょうか。

参考資料

苛原 寛