エルメス(Hermès)とLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)。ラグジュアリーブランドを代表する2社ですが、ビジネスモデルも投資対象としての性格も驚くほど対照的です。
しかし近年、株式市場では両者の差は急速に縮まっています。なぜ「1ブランド企業」のエルメスが、「75ブランド帝国」のLVMHに迫れるのでしょうか。
今回は、モニクル総研の木村 敬子さんと泉田良輔さんが、「ラグジュアリー2大巨頭」を徹底比較した動画の内容を記事化してご紹介します。
1. 「1ブランドのエルメス」と「75ブランドのLVMH」
まず、ラグジュアリーブランド業界の全体像を見てみましょう。アイコンバッグの価格帯によるヒエラルキーでは、その頂点に位置するのがエルメスです。
一方で、LVMHは「ルイ・ヴィトン」を筆頭に、「ディオール」「セリーヌ」「ロエベ」「ティファニー」など、75以上のブランド(メゾン)を傘下に収める巨大ブランドグループです。
この業界は、LVMHのようにM&Aで勢力を拡大するブランドグループと、エルメスやシャネル、ロレックスのように独立を維持するブランドに大きく分かれています。
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