86歳のおばあちゃんの日常を発信する「@masashee」さんが投稿した「祖母と孫の昼食作り」の動画がTikTokで注目を集めています。
投稿された動画は執筆時点で109万回再生されるなど話題となっています。
また記事中では、「65歳以上の単身無職世帯の家計収支」についてもご紹介します。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介する動画は、投稿者様の掲載許可を頂いております。
1. 2人で作る「ナポリタン」
動画に登場するのは、86歳のおばあちゃんと、お孫さんである31歳の@masasheeさんです。
この日のお昼ご飯は「ナポリタン」のようで、2人で一緒に料理をすることに。
おばあちゃんは手際よく野菜を切ると、フライパンで炒めます。
@masasheeさんが「アシスタント!炒めよって」「料理はな、真心は大事や。愛をこめて炒めるんや」と、“大将風”に声を掛けます。するとおばあちゃんは「フフフ」「さようでございますか」と思わず笑ってしまった様子。
しばらくするとおばあちゃんは「おい、まな板洗っとけ」と@masasheeさんに指示を出します。
すっかり主導権を握られた@masasheeさんは「ハイッ!」と返事をしてまな板を洗うのでした。
2人のユーモアたっぷりな掛け合いに、思わず笑みがこぼれてしまいます!
その後ナポリタンが出来上がると、おばあちゃんが味見。
「上等」と、満足の仕上がりになったようです!
2. ウインナーをあげるおばあちゃんの優しさ
ふたりで着席すると、さっそくランチタイムです。
「上等上等」と、幸せそうにナポリタンを堪能する2人。一緒に食べることで、よりいっそう美味しく感じられそうな様子が伝わります……!
@masasheeさんにさりげなくウインナーをあげるおばあちゃん。深い愛情が感じられる振舞いに、なんだか心が温まります……!
動画が投稿されると、多数のいいねに加え、
- 「おばあちゃん手際良い」
- 「おばあちゃんノリが良くてほんと可愛い」
- 「ウィンナーあげるおばあちゃんの愛情に涙溢れた」
- 「小さい頃おばあちゃんに沢山愛情もらったんでしょうね 今はその恩返しですね」
といった感想が多数寄せられています。
@masasheeさん、ご協力ありがとうございました!
3. 高齢者の暮らしはどんな感じ?65歳以上の単身無職世帯の家計収支を紹介
SNSでのリアルな節約生活が話題となっていますが、実際のデータにはどのような傾向が表れているのでしょうか。
退職後、無職でいると生活は年金収入に頼ることになります。
実際の年金受給世代の暮らしはどんな感じなのでしょうか。
総務省統計局が発表した「家計調査報告 家計収支編 2024年(令和6年)平均結果の概要」から、65歳以上の単身無職世帯における「ひと月の収支実態」を具体的に見てみましょう。
3.1 65歳以上《単身》無職世帯ひと月の家計収支
老齢年金を受給して一人暮らしをするシニア世帯の家計は、およそ次のような状態であることがわかります。
- 毎月の実収入:13万4116円
うち社会保障給付(主に年金):12万1629円
- 毎月の支出:16万1933円
うち消費支出:14万9286円
- 食料:4万2085円
- 住居:1万2693円
- 光熱・水道:1万4490円
- 家具・家事用品:6596円
- 被服及び履物:3385円
- 保健医療:8640円
- 交通・通信:1万4935円
- 教育:15円
- 教養娯楽:1万5492円
- その他の消費支出:3万956円
うち諸雑費:1万3409円
うち交際費:1万6460円
うち仕送り金:1059円
うち非消費支出:1万2647円
- 直接税:6585円
- 社会保険料:6001円
65歳以上《単身》無職世帯の家計は…
- ひと月の赤字:2万7817円
- エンゲル係数(消費支出に占める食料費の割合):28.2%
- 平均消費性向(可処分所得に対する消費支出の割合):122.9%
この単身世帯のひと月の支出合計は16万1933円。その内訳は、税金や社会保険料などの「非消費支出」が1万2647円、食費や住居費などの「消費支出」が14万9286円を占めます。
一方、ひと月の収入は13万4116円で、その約9割(12万1629円)は公的年金です。
エンゲル係数は28.2%、平均消費性向は122.9%。結果的に、この単身世帯は毎月2万7817円の赤字を抱えています。
ただし、この家計収支データには注意すべき点があります。まず、支出に「介護費用」が含まれておらず、住居費も1万円台と低めです。健康状態や住居環境によっては、これらの費用がさらに上乗せされることも考慮する必要があるでしょう。
また、「非消費支出」が示す通り、老後の年金暮らしが始まっても、税金や社会保険料の支払いは生涯続きます。
多くのシニアがこれらの費用を年金から天引きで納めている現実も踏まえ、年金収入と日常生活費だけではなく、こうした、固定費も考慮した生活設計が大切となるでしょう。






