老後の収入の柱となる公的年金ですが、「これだけで生活できるのか」と不安を抱く人も少なくありません。
そうした収入の不安を補う制度として用意されているのが、年金に上乗せして支給される「年金生活者支援給付金」です。
この制度は、一定の所得水準を下回る年金受給者に対し、生活の支援を目的として給付が行われる仕組みです。
なお、「年金生活者支援給付金」には、対象となる要件や申請手続きに一定のルールがあるため、注意が必要です。
本記事では、年金生活者支援給付金制度の概要や対象となる条件、給付額の目安、申請の流れについて分かりやすく整理していきます。
1. 年金に上乗せ支給される嬉しい制度「年金生活者支援給付金」とは
年金生活者支援給付金は、公的年金に上乗せして支給される制度で、主に次の3つに区分されています。
- 老齢年金生活者支援給付金
- 障害年金生活者支援給付金
- 遺族年金生活者支援給付金
「老齢」「障害」「遺族」の各基礎年金を受給している人のうち、所得が一定基準を下回る場合に、2カ月ごとに受け取ることができます。
著者
ファイナンシャルアドバイザー/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
ファイナンシャルアドバイザー。一種外務員資格(証券外務員一種)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)を保有。関西学院大学商学部卒業後、住友生命に入社し生命保険販売業務に携わる。若年層から高齢層までの幅広い世代へ向けた保険の総合的なプランニングを得意とする。また法人に対しても事業承継や退職金、福利厚生等のリスクに備える商品も提供。表彰歴多数。現在は個人向け資産運用のコンサルティング業務を行う。また、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト「LIMO&ファイナンス」でも執筆を行う。大阪府茨木市出身(2026年7月12日更新)
監修者
マネー編集部社会保障班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに社会保障制度や社会福祉、公的扶助、保険医療などをテーマに関する記事を執筆・編集・公開している。
マネー編集部社会保障班は、地方自治体職員出身の太田彩子、日本生命保険相互会社出身の村岸理美、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子など、豊富な経験と知識を有した編集者で構成されている。表彰歴多数の編集者も複数在籍。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務や、国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担った実務経験者も在籍している。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年8月26日)