副業解禁が歌われる昨今、副業に興味を持たれている会社員の方はどんどん増えてきているのではないでしょうか。筆者は会社員として企業に勤める傍ら、今お読みいただいている記事のようなWeb上の記事をフリーランスとして受注して副業を行っております。
今回は副業の実践者でもある筆者が、実際にどのように副業をスタートしていったのかご紹介します。
1. ネットでどんな副業があるのかリサーチし、挑戦する副業を決定する
「副業やろう!」と決めた後にまず初めに行ったことは、インターネットでのリサーチです。どのような職業が副業としてメジャーなのか調べてみました。その結果、下記の職種が副業として挑戦される方の多い職種として見つかりました。
・Webライター
・アフェリエイター
・転売屋(せどり)
・イラストレーター
・プログラマー
・不用品売買
この中から、筆者はWebライターに挑戦してみることにしました。家にあるもの(パソコン)だけで好きな場所・好きな時間に挑戦できる。それがWebライターに決めた理由です。
2. 副業(Webライター)の始め方を調べ、実行する
次に、どうすればWebライターになれるのかをインターネットで調べました。その結果、経験のない初心者はクラウドソーシングサイトに登録し仕事を探すことが一般的だと判明。すぐに登録しました。
クラウドソーシングサイトとは、不特定多数の人にインターネットを通して仕事を依頼しているサイトのこと。法人・個人がサイトを通して仕事をしてくれる人を募集しています。そこに「やれます!」とアピール文を送り、仕事を依頼している人が「この人にお願いしたい!」と選んでくれればWebライターとして仕事ができます。
3. 副業Webライターのリアルな月収を大公開!
「実際いくら稼げるのか?」これは、副業に興味を持たれている方が、一番気になるところでしょう。筆者のWebライターとしての月収を包み隠さず公開しますと、
1か月目: 約2万円
2か月目: 約5万円
3か月目: 約10万円
と、なりました。
クラウドソーシングサイトの手数料や源泉所得税なども上記から支払っているため、上記の金額=口座に入金された額とはなりませんが、月収として扱うことができる数字はだいたいこのくらいでした。
副業にかけた時間は、1か月目は80時間を超えていたと記憶しています。Webライターとしてはまったくの素人だった筆者、実績も「会社」という後ろ盾もなく、最初はなかなか仕事がもらえませんでした。そのためほとんどの時間を各サイトへの登録や募集されている仕事への応募など、営業活動に使っていました。
副業として記事を書いていた時間より、その仕事を得るためにかけた時間の方が断然多かったです。しかし、1記事2記事と仕事をこなしてゆくにつれ実績ができ、それにつれ仕事をもらえる確率も上がり、営業活動にかける時間はぐっと減っていきました。
4. 副業月収が10万円を越えて感じたこと
3か月で10万円月収を上げるって、会社に置き換えて考えるとなかなか難しいものがありますよね。まず、給与の改定は半年、または年に1回の会社が多いこと。また、給与のアップは上席者のOKが出ないといけないことやそれに見合う成果が必要となってくること。「よし!給料を月10万円上げよう!」と決意したからといって、自分の努力だけでは何ともならない面が会社の中には多く存在しています。
しかし、フリーランスとしての世界はそうではありませんでした。やろうと思って努力すれば、それがきちんと実績(報酬)となってリアルタイムに返ってくる。会社では得ることができない、良い経験ができたと感じています。それと同時に、政府が副業を推進している理由の一端が少しわかりました。稼ぐ場はなにも会社の中だけではないのだと。