住宅や車は大きな買い物ですが、収入や資産に見合わない大きなローンを抱えることになると、子供の教育費や老後資金まで用意できなくなる危険性も。そのため、毎月の返済額に無理がないかをシミュレーションしながら慎重に選ぶことが大切ですし、そもそも本当に購入する必要があるのかもしっかり考えましょう。

マイホームに憧れている人も少なくないと思いますが、大きな買い物である分、失敗したら大変です。最近では働き方改革で残業代が減ったために住宅ローン破綻に陥るケースすらあるといいます。この先、賃金が右肩上がりになるとは望みにくい中、賃貸のほうがその時の収入に合わせて引っ越せるという考え方もできるでしょう。

また、車はカーシェアなどのサービスを使えば、駐車場代や維持費などがかからず、所有するよりお金はかかりません。平日は電車通勤で全く車を使わないという人は、思い切ってカーシェアにすると相当節約になります。

目標別に貯金口座を分ける

将来のことを考えないではないけれど、目先の誘惑に負けてしまったり、いつの間にかお金を使いすぎていたりと、貯金額を増やすのはなかなか難しいですよね。

貯金が上手くできている人は、まず貯金の目標額を設定し、目的別に貯金口座を分けて管理していることが多いといいます。口座を分けて管理すると、目標金額に対してどれくらい貯金できているかを見える化でき、頑張って貯めようという意識が高まります。

貯金の目的には独身時代であれば趣味や結婚資金、結婚してからは住宅費や子どもの教育資金などがあるでしょう。また、忘れてはならない老後資金も準備しておく必要があります。

それぞれの目的ごとに預金口座を用意して、目標額から逆算して毎月いくらずつ入金するかを決め、貯めるはずのお金を使ってしまうなんてことがないように、給料日にはそれぞれの口座に振り分けて貯金していきましょう。

まとめ

貯金をしようと思ったら、まず自分が何にお金を使っているのかを分析して、無駄を削減することで貯金に回すお金を増やすことから始めましょう。そして家や車のなどの大きな買い物をする時は、「生活に余裕がなくなり貯金に回せない」ことにならないように、慎重に選ぶ必要があります。

また、貯金は目的に合わせて口座を分けると管理しやすくなりますし、目標額に向けてお金が溜まってくると達成感が得られます。普段の習慣を少し変えるだけでお金も溜まりやすくなるので、貯金で悩んでいる人は試してみてくださいね。

LIMO編集部