公的年金は老後の生活を支える大きな柱ですが、実は年金以外にもシニア世代の家計を助けてくれる給付金や手当が数多く存在することをご存じでしょうか。
これらの制度の多くは、要件を満たしていても自ら手続きを行わなければ1円も受け取ることができないシステムになっています。
特に60代以降は、再就職による賃金の減少や失業といった環境の変化が起こりやすく、情報の有無がそのまま受け取れる金額の差に直結してしまいます。
2026年度(令和8年度)は年金生活者支援給付金などの基準額も引き上げられるため、最新の受給要件を正しく把握しておくことが大切です。
また、2025年に成立した年金制度改正法により、iDeCo(イデコ)の加入年齢上限が引き上げられるなど、私的年金のルールもより柔軟に変化しています。
今回は、老齢年金に上乗せされるお金や雇用保険に関連する給付など、シニア世代が見逃してはならない「申請必須のお金」を5つ厳選して解説します。
※LIMOでは、個別の相談・お問い合わせにはお答えできません。
1. シニアの再就職や年金生活を支える「申請しないともらえない公的給付」を知っていますか?
公的年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)は、私たちの暮らしを支える大切なセーフティーネットです。
ただし、支給要件を満たしたら自動的に振り込まれるわけはありません。年金を受け取るためには「年金請求書」を提出して請求手続きをおこなう必要があります。
国や自治体による「手当」「給付金」「補助金」などの多くもまた、受け取るためには申請手続きが必要です。
申請期限や添付書類などのルールを守れなかった場合、本来受け取れるはずのお金が減額されたり、受け取れなくなってしまったりする可能性もあります。
公的な支援制度を必要に応じて確実に活用するためには、自分がどのような支援内容の対象となるかを理解し、手続きをしっかりおこなうことが大切です。
