3月も中旬を迎え、ようやく春の暖かさを感じられる日が増えてきました。

しかし、依然として続く物価の上昇は、日々の暮らしに影を落としています。

特に年金で生活されている方の中には、将来への不安を抱えている方も少なくないでしょう。

実は、公的年金を受給している方のうち、所得が一定の基準を下回る場合に、年金に上乗せして給付金が支給される「年金生活者支援給付金」という制度があるのをご存じでしょうか。

この制度は、自動的に支給が開始されるものではなく、手続きを行う必要があります。

知らずにいると、受け取れるはずのお金を見逃してしまうかもしれません。

この記事では、どのような方が「年金生活者支援給付金」の対象となるのか、具体的にいくら受け取れるのか、そして申請はどのように進めればよいのかを、一つひとつ丁寧に解説します。

ご自身が対象かどうかを確認し、少しでも家計の助けとなる情報を得ていただければ幸いです。

1. 年金にプラスアルファで支給「年金生活者支援給付金」の概要

年金生活者支援給付金とは、公的年金に加えて支給される給付金のことで、次の3つの種類に分けられます。

  • 老齢年金生活者支援給付金
  • 障害年金生活者支援給付金
  • 遺族年金生活者支援給付金

この制度は「老齢基礎年金」「障害基礎年金」「遺族基礎年金」のいずれかを受給している方で、公的年金などを含めた所得が一定の基準に満たない場合に、2カ月に1回、年金とは別に受け取れるものです。