3. 厚生年金受給者のうち「月15万円」に届く人はどれくらい?
厚生労働省年金局が公表した「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によれば、厚生年金受給権者の平均受給額は、国民年金を含めて月15万289円です。
ただし、平均額が15万円を超えているからと言って、多くの人がこの水準に達しているとは限りません。
実際の分布を見てみましょう。
- 5万円未満:23万7835人(1.48%)
- 5万円以上10万円未満:281万6139人(17.51%)
- 10万円以上15万円未満:501万6238人(31.18%)
- 15万円以上20万円未満:498万7811人(31.01%)
- 20万円以上25万円未満:266万2397人(16.55%)
- 25万円以上30万円未満:34万5993人(2.15%)
- 30万円以上:1万9283人(0.12%)
これらを合計すると、月15万円以上を受け取っている人は801万5484人で、全体の49.8%です。つまり、厚生年金受給権者のうち、月15万円に届く人は約半数ということになります。
また、厚生年金の受給額は男女で差が見られるため、女性に限ってみると状況はさらに異なります。
女性の平均年金月額は11万1413円で、全体平均の15万289円を大きく下回っています。さらに、月15万円以上を受け取っている女性は66万4486人で、全体の12.29%にとどまります。
このように、厚生年金全体では「月15万円以上」は約半数に達するものの、男女別でみると大きな差があることがわかります。
