寒さも和らぎ、春の気配が感じられるようになりました。

新年度を前に、将来の生活設計について考える方もいるかもしれません。

公的年金だけでは、ゆとりのある暮らしを送るには心もとないと感じることもあるでしょう。

実は、そうした方々を支えるために、年金の収入や所得が一定の基準を下回る場合に年金に上乗せして支給される「年金生活者支援給付金」という恒久的な支援制度があります。

この記事では、どのような方が「年金生活者支援給付金」の対象となるのか、具体的な支給額はいくらなのか、そして申請にはどのような手続きが必要なのかを、最新の情報を基に詳しく解説していきます。

ご自身が対象かどうかを確認し、今後の生活の安心材料の一つとしてお役立ていただければ幸いです。

1. 「年金生活者支援給付金」とは?制度の概要と3つの給付金タイプ

年金生活者支援給付金は、公的年金の受給額や所得が一定基準額に満たない方を対象に、年金に上乗せして支給される支援金です。この制度には、次の3つの種類があります。

  • 老齢年金生活者支援給付金
  • 障害年金生活者支援給付金
  • 遺族年金生活者支援給付金

それぞれ「老齢基礎年金」「障害基礎年金」「遺族基礎年金」の受給者で、所得が基準を下回る場合に受け取ることができます。

支給は2カ月に一度、年金と同じタイミングで行われます。

次回は4月15日に振込となりますが、どんな人が支給対象になるのでしょうか。

次章では、「年金生活者支援給付金」をもらえる人の支給要件を見ていきます。