2. 退職金、平均いくらもらえる?大卒で「約1896万円」の現実、まずは自社の制度確認を

厚生労働省の最新の実態調査によると、勤続20年以上かつ45歳以上の定年退職者の1人平均退職給付額は、大学卒(管理・事務・技術職)で1896万円となっています。また、高校卒(同)では1682万円という結果でした。

退職者1人平均退職給付額(勤続20年以上かつ45歳以上の退職者)2/5

退職者1人平均退職給付額(勤続20年以上かつ45歳以上の退職者)

出所:厚生労働省「令和5年就労条件総合調査 結果の概要 退職給付(一時金・年金)の支給実態」

一見すると学歴による差があるように見えますが、退職金の額は「勤続年数」や「企業の給与体系」、あるいは「企業規模」によって大きく変動するのが実情です。大卒・高卒といった区分はあくまで一つの統計上の目安に過ぎません。

大切なのは、平均値に一喜一憂することではなく、まずはご自身の勤める会社の就業規則や退職金規定をしっかりと確認することです。早期に「わが家の退職金」の概算を把握することで、より具体的で安心感のある資産計画を立てることが可能になります。