2. 退職金、平均いくらもらえる?大卒で「約1896万円」の現実、まずは自社の制度確認を
厚生労働省の最新の実態調査によると、勤続20年以上かつ45歳以上の定年退職者の1人平均退職給付額は、大学卒(管理・事務・技術職)で1896万円となっています。また、高校卒(同)では1682万円という結果でした。
一見すると学歴による差があるように見えますが、退職金の額は「勤続年数」や「企業の給与体系」、あるいは「企業規模」によって大きく変動するのが実情です。大卒・高卒といった区分はあくまで一つの統計上の目安に過ぎません。
大切なのは、平均値に一喜一憂することではなく、まずはご自身の勤める会社の就業規則や退職金規定をしっかりと確認することです。早期に「わが家の退職金」の概算を把握することで、より具体的で安心感のある資産計画を立てることが可能になります。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)