6. まとめ

今回は、公的なデータを基に70歳代の貯蓄額や年金の受給額、そして高齢者夫婦の家計収支の実態について見てきました。

平均貯蓄額は2416万円である一方、より実態に近い中央値は1178万円と、大きな開きがあることがわかります。

また、年金収入だけでは毎月約4万円の赤字となり、貯蓄を取り崩して生活している世帯が平均的な姿であることも明らかになりました。

さらに、年金受給世帯の4割以上が、収入のすべてを公的年金に頼っているというデータは、老後生活の厳しさを示唆しています。

これらの現実は、決して他人事ではありません。

まずはご自身の家計状況を正確に把握し、将来のライフプランと照らし合わせてみることが大切です。

もし資金に不安がある場合は、健康なうちは短時間でも働く、あるいは支出を見直すなど、できることから始めてみてはいかがでしょうか。

早めに行動することが、より安心で豊かなセカンドライフにつながります。

参考資料

石津 大希