2. 《終活》はネガティブ?世代で異なる「捉え方の温度差」
2025年7月18日にNPO法人ら・し・さ(終活アドバイザー協会)が公表した報告書「第2回終活意識全国調査」は、20歳〜89歳の男女を対象に全国で実施されたインターネットでの「終活」に関する意識調査です。
最近では「終活」という言葉が当たり前になりましたが、実は世代によってその捉え方には大きな「温度差」があるようです。
全体(男女・全年齢層)の割合
- 葬式や墓など「亡くなった後」のための準備:77.7%
- 人生の後半期を「生き生きと過ごす」ための準備:18.7%
- その他:1.3%
- わからない:2.3%
依然として約8割の人が「死」に関連するネガティブ、あるいは義務的な準備というイメージを持っています。この心理的なハードルが、「まだ先のこと」と先延ばしにしてしまう要因の一つかもしれません。
2.1 「死後の準備」から「人生を生き生きと過ごすための戦略」へ
しかし、注目すべきは「世代による意識の変化」です。データでは、年齢を重ねるほど「人生の後半期を生き生きと過ごすための準備」と捉えるポジティブな層の割合が高まる傾向にあります。
これは、実際にセカンドライフという「11万時間の自由時間」に直面する世代ほど、終活を単なる片付けではなく、「残りの人生を自分らしく、不安なく使い切るためのポジティブな戦略」であると本質的に理解しているからだと言えるでしょう。
