障害年金は、病気やけがにより生活や就労が制限された場合に支給される重要な制度です。
2026年度は、物価や賃金の動向を踏まえて年金額が見直され、障害基礎年金や関連する給付金も増額されています。
本記事では、2026年度の改定内容を中心に、障害年金と給付金制度のポイントを整理していきます。
1. そもそも「障害年金」とは?障害年金の等級はどう決まる?
障害年金は、病気やけがの影響で日常生活や仕事に支障が出た場合に支給される公的年金で、現役世代でも受け取ることができる制度です。
支給の可否は、障害の状態に応じて定められた等級によって判断され、等級は1級から3級まで区分されており(基礎年金は1・2級のみ)、日常生活への影響の度合いなどをもとに認定される仕組みです。
この等級によって受け取れる年金の種類や金額が変わるため、自分の状態がどの区分に該当するのかを把握しておくことが大切です。
障害年金は「障害基礎年金」と「障害厚生年金」の2つで成り立っており、初診日に加入していた年金制度によって請求先が異なります。
国民年金に加入していた場合(または20歳前の年金未加入期間などに初診日がある場合)は障害基礎年金、厚生年金に加入していた場合は障害厚生年金の対象となります。
さらに、所得が一定水準以下の場合には、年金に上乗せされる形で「障害年金生活者支援給付金」が支給されることもあります。