3. 【初期投資額100万円】「オルカン」と「S&P500」を30年間放置した場合のシミュレーション

ここでは、トータルリターン(年率)の設定来とリスク(年率)の数値を参考に、100万円を30年間運用した場合をシミュレーションします。

一般的に株式の長期リターンは、「世界株:年率5~8%」、「S&P500:年率7~10%」とされることが多く、今回は中間的な水準を参考に試算します。

※あくまで参考シミュレーションであり、将来の運用成果を保証するものではありません。

3.1 【オルカン】初期投資額100万円でシミュレーション

世界株の長期平均リターンを参考に、「年率6%」で30年間複利運用した場合、「約574万円」になる計算です。

3.2 【S&P500】初期投資額100万円でシミュレーション

S&P500の長期平均リターンを参考に、「年率8%」で30年間複利運用した場合、「約1006万円」になる試算です。

年率の差はわずか2%ですが、30年間の長い期間では複利の効果によって最終的な資産額に差が生まれる可能性があります。

3.3 差がついた理由として考えられることは?

①複利の力
年率6%と8%の差は一見小さく見えますが、複利では「利息にも利息」がつくため、時間が長くなるほど差が広がります。

長期投資では、この複利の効果が資産形成に大きく影響します。

②投資対象の違い

  • オルカン:世界分散(ただし米国比率は高い)
  • S&P500:米国一本に集中

S&P500は、米国企業の成長を直接取り込める一方で、米国市場への依存度が高くなります。

オルカンは世界に広く分散投資しているため、特定の国の影響を受けにくい構造です。

そのため、爆発的な伸びは抑えられる可能性がありますが、地域分散による安定性が期待できます。