3.2 単身世帯(金融資産保有世帯)

同様に、40歳代から70歳代の単身世帯のうち、手取り収入から金融資産へ振り当てている世帯割合は以下の通りです。

  • 40歳代:35.0%
  • 50歳代:31.6%
  • 60歳代:22.7%
  • 70歳代:19.9%

二人以上世帯と比較して、60歳代・70歳代で振り分けをしている世帯が少ないという特徴があります。

単身世帯であるため、子どもなどに資金を残す必要性が低いことなどが理由と考えられるでしょう。

資産の振り分けを行っている世帯のうち、金融資産へ振り分けた割合は以下の通りです。

  • 40歳代:37%
  • 50歳代:33%
  • 60歳代:31%
  • 70歳代:33%

二人以上世帯同様に、30%超という割合が多くなっています。

4. まとめ

40歳代から70歳代の平均貯蓄額を見ると、二人以上世帯・単身世帯ともに平均値と中央値が大きくかけ離れており、十分な貯蓄のある世帯と貯蓄のない、または少額の世帯の差が生じている実態が見えてきました。

老後の生活費を公的年金だけでカバーできない場合は、貯蓄の切り崩しが必須となるため、家計に無理のない範囲で計画的に貯蓄を心がけることをおすすめします。

参考資料

木内 菜穂子