日差しが一段と明るくなり、初夏の風が心地よい5月下旬を迎えました。シニア世代やそのご家族の間で今、静かに関心が高まっているのが「来月6月15日の年金支給日」です。

今年度から引き上げられた新しい年金額とともに、物価の変動に合わせて増額された給付金が、実際に初めて口座に反映されるのが、まさにこの6月支給分からとなるからです。

日々の物価高に対して「少しでも使える公的な制度をチェックして、家計の守りを固めたい」と考えるのは自然なことでしょう。

本記事では、年金生活者支援給付金の給付額や対象条件、申請時の注意点までわかりやすく整理します。

1. 年金生活者支援給付金とは?年金に上乗せされる「生活支援」

年金生活者支援給付金は、公的年金だけでは生活が厳しい低所得の受給者を支えるため、年金に上乗せして支給される制度です。対象は「基礎年金」を受給している人で、給付金は次の3種類に分かれます。

  • 老齢年金生活者支援給付金
  • 障害年金生活者支援給付金
  • 遺族年金生活者支援給付金

なお、給付金は年金と同じ偶数月に振り込まれますが、通帳には年金とは別項目で表示されます。