現在では、国際分散投資の考え方が浸透しつつあり、世界株式などに注目されるようになってきていますが、それも「過去、世界株式の株価が長期で見れば堅調に推移してきた」という過去をみているのに過ぎません。

過去そうだったものが、未来も同じとは必ずしも言えません。リーマンショック以降10年近くにわたって、多少の株価の凸凹はこなしながらも堅調に推移してきた資本市場。いまこそ、何に、またどういったアセットクラスに投資をすればよいのか議論があってもいいように思います。

青山 諭志