1.3 ブルンネラ

ブルンネラ3/4

ブルンネラ

Svetlana Zhukova/shutterstock.com

ワスレナグサに似た可憐な青い小花と、美しい葉模様が魅力の宿根草です。春の芽吹きとともに花を咲かせ、ナチュラルな庭に洗練されたアクセントを加えてくれます。

特に魅力的なのは、シルバーリーフと呼ばれる銀色がかった美しい葉です。花が終わった後もカラーリーフとして庭を明るく彩り、シェードガーデンでもその存在感を発揮します。

植えっぱなしで手間がかかりにくい点も嬉しいポイントです。強い直射日光や乾燥にはやや弱いため、半日陰のしっとりとした環境が適しています。

※参考価格:500〜1500円前後(3号ポット苗)

2. 毎年花咲く青い小花で叶う、洗練されたブルーガーデン

春の訪れとともに芽吹き、季節の移ろいを感じさせてくれる宿根草。植えっぱなしでも毎年美しい花を咲かせてくれる頼もしさは、植物を育てる喜びを深く感じさせてくれるでしょう。

今回ご紹介した植物は、いずれもナチュラルな魅力と育てやすさを兼ね備えた花たち。

今年の春は、お気に入りの宿根草を庭にお迎えして、野趣あふれるお庭や花壇づくりを楽しんでみてはいかがでしょうか。

3. 【コラム】数字で見る「日本の花き」産出額ランキング《トップ8》

私たちが日頃楽しんでいる植物は、日本の農業において重要な経済基盤を支えています。

農林水産省「花きの現状について(令和8年2月)」から、その産出額ランキング(※)を見てみましょう。

※農林水産省の「令和5年生産農業所得統計」に基づく産出額トップ8

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「日本の花き」産出額ランキング

出所:農林水産省「花きの現状について(令和8年2月)」

  • 1位:キク(593億円)…葬儀や仏花だけでなく、装飾用マムも人気。
  • 2位:洋ラン(鉢)(352億円)…コチョウランなど、お祝い事の定番。
  • 3位:切り枝(254億円)…いけばなやインテリアのアクセントに。
  • 4位:観葉植物(187億円)…お部屋を彩るグリーンとして定着。
  • 5位:ユリ(180億円)…華やかなテッポウユリやオリエンタルユリ。
  • 6位:バラ(163億円)…ブライダルや贈り物として不動の人気。
  • 7位:トルコギキョウ(133億円)…八重咲きなど品種改良が盛ん。
  • 8位:庭園樹苗木(129億円)…住宅の植栽や「まちづくり」を支える。

毎日の食卓に欠かせない野菜や果物とはちょっと違い、お花や観葉植物の一番の特徴は、冠婚葬祭やギフト、そしてインテリアといった「心に彩りを添えるシーン」で選ばれることです。

ランキングを見てみると、キクやユリのように大切な行事に欠かせないお花が根強い一方で、最近はバラやトルコギキョウ、観葉植物など、お部屋の雰囲気や暮らしのスタイルに合わせて楽しむお花の需要もぐんぐん広がっています。

「この色が好き!」「今のインテリアに合わせたい」というこだわりや流行に合わせて、驚くほどたくさんの品種が生まれるのも、お花の世界ならではの楽しさ。

私たちが庭に植える小さな苗や、お部屋に飾る一輪へのときめきが、実は日本の農業や街の活気を支える大きな力に繋がっていくのかもしれませんね。

参考資料

LIMOガーデニング部