5. 注意点:公的年金の受給額は個人差が大きい

厚生労働省が公表した「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、公的年金の平均月額は、国民年金(老齢基礎年金)が約5万9000円、厚生年金(国民年金部分を含む)が約15万円です。

しかし、実際に受け取る年金額は一人ひとり異なり、個人差が非常に大きいという点を理解しておく必要があります。

特に、現役時代の収入や加入期間に応じて金額が変動する厚生年金では、その差が顕著に現れる傾向があります。

厚生年金保険(第1号) 男女別年金月額階級別老齢年金受給権者数8/8

厚生年金保険(第1号) 男女別年金月額階級別老齢年金受給権者数

出所:厚生労働省「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」

「厚生年金に加入していたから十分な額をもらえるはず」と考えていても、実際には月額30万円以上を受け取る方がいる一方で、月額1万円未満の方もいるなど、受給額は非常に幅広く分布しています。

ご自身の年金額とその他の所得を合計した結果、所得が一定の基準を下回る場合には、「年金生活者支援給付金」の支給対象となる可能性があります。