梅雨が近づき、子どもの遊び場に迷う季節。おすすめしたいのは図書館です。図書館は、雨の日でも子どもが楽しめるということ以外にも、子育て世代の様々なニーズに応えてくれる場所。意外と見落としがちだと思いますので、改めてその魅力をご紹介しましょう。

身近にあり、無料で利用できる

まず図書館は、ほとんどの地域にあります。そして無料です。時間をかけて出向き、お金をかけて遊ぶような場所と違って、気負わず楽しむことができます。

もちろん、買わなくてもたくさんの本を読むことができるので、そういった意味でも経済的です。そして、どんどん増えていく絵本を収納する場所がない!という悩みも、図書館を利用すれば解消できます。

親子連れで気楽に利用できる配慮がいっぱい

多くの図書館には、小さな子どもが利用できるスペースがあります。筆者の住む地域の図書館は、ガラス戸で区切られていて、読み聞かせをする声が響きにくくなっていたり、じゅうたん敷きで靴を脱げるようになっていて、ねんね期やハイハイの赤ちゃんも過ごしやすくなっていたり、様々な配慮が見られます。

さらに、多くの図書館では「おはなし会」など、絵本を読み聞かせしてくれる子ども向けの催し物が開かれています。子どもが楽しめるというだけではなく、「どんな絵本を選んでいいかわからない」という親の疑問も解決することができます。

育児中の息抜きに、親自身も楽しめる

子連れで安心して利用することができる図書館は、小さな子どもを連れてお出かけしやすい場所が見当たらず、家にこもりきりになってしまっている親子にもおすすめ。他の親子を見たりコミュニケーションをとることで、「一人じゃない」と思うことができるはずです。