個人向け国債の金利が1%を超える水準となり、資金の預け先として有効な選択肢の一つとなっています。ニュースなどで金利を見た方の中には、購入を検討している方もいるのではないでしょうか。
しかし、個人向け国債には変動10年・固定5年・固定3年の3つがあり、どれを選べば良いのか迷う方もいるでしょう。
また、同じ資産形成の手段である新NISAとはどのような違いがあるのか知りたい方もいるでしょう。
本記事では、変動10年と固定5年のどちらを選ぶべきか、その判断基準を解説するとともに、新NISAとの違いや使い分けのポイントなどを紹介していきます。
銀行員時代、金利の動きを見て資金の預け先に悩むお客様の声を数多く伺ってきました。2025年末の利上げ以降、個人向け国債の金利は魅力的な水準に達しており、「重い腰を上げて検討してみようか」と考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、いざ購入しようとすると、変動と固定のどちらが良いのか、新NISAとどう組み合わせればいいのか迷ってしまいますよね。この記事では、それぞれの特徴を整理し、大切なお金をどこに預けるべきかの判断基準を分かりやすく解説します。ご自身のライフプランに合った選択をするための第一歩として、ぜひお役立てください。
1. 3つのポイントの見出し
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個人向け国債の金利は上昇。現在の高い金利で確定させたいなら固定5年、今後のさらなる金利上昇に期待するなら変動10年が選択肢に -
個人向け国債の位置づけ: 安全性を重視して手堅く守りたい資産 -
NISA 資産運用の位置づけ:リスクを背負っても「増える」を期待したい資産(非課税制度)
2. 2026年7月募集の個人向け国債
2026年7月6日〜31日で募集中の「2026年7月 個人向け国債」の詳細は以下の通りです。
【変動10年】
- 回号:第196回債
- 満期:10年
- 金利タイプ:変動金利(半年ごとに利率が変動)
- 表面利率:1.80%
【固定5年】
- 回号:第184回債
- 満期:5年
- 金利タイプ:固定金利
- 表面利率:1.95%
【固定3年】
- 回号:第194回債
- 満期:3年
- 金利タイプ:固定金利
- 利率:1.56%
2025年12月に政策金利が0.5%から0.75%に引き上げられたことや、それに伴い国債利回りが上昇したことなどにより、いずれの商品も高い金利水準となっています。
- 変動10年:2025年12月(1.23%)→2026年1月(1.39%)→2026年6月(1.74%)
- 固定5年:2025年12月(1.35%)→2026年1月(1.59%)→2026年6月(1.86%)
- 固定3年:2025年12月(1.10%)→2026年1月(1.30%)→2026年6月(1.51%)

