5. 平均に惑わされず「自分の基準」で備えを考えよう

本記事では、世帯別に「平均貯蓄額」と実態に近い「中央値」を整理し、それぞれの貯蓄事情を解説しました。

40~50歳代の貯蓄額は、世帯構成や収入水準、置かれている状況によって大きく変わり、平均と中央値の開きからもばらつきの大きさが見て取れます。

とくに平均は一部の資産額が高い世帯に左右されやすいため、自身の立ち位置を考える際には中央値や実際の生活状況もあわせて確認することが欠かせません。

さらに、老後への不安が少ない人ほど、必要となる資金を把握したうえで、貯蓄の仕組みづくりや働き方の見直しといった具体策に取り組んでいる傾向があります。

年金収入だけでは十分でないと感じる人がいるなか、早い段階で現状を見つめ直し、自分に合った準備を進めることが安心につながります。

平均値に振り回されるのではなく、生活に即した現実的な備えを意識していきましょう。

参考資料

川勝 隆登