ゴールデンウィークの大型連休が明け、日常のペースを取り戻しつつあるこの時期。連休中の出費や新年度の慌ただしさを経て、ふと家計簿や通帳を見返しながら「これからの暮らし」について考え始める人も多いのではないでしょうか。
目先の支出だけでなく、少し先の将来を見据えたお金の準備に目を向けやすいタイミングともいえるでしょう。
高齢化の進行や生活必需品の物価上昇が続くなか、公的年金だけで老後の生活費すべてを賄うことは、以前よりも難しくなりつつあります。その分、年金以外の備えをどのように用意していくかが、老後設計を考えるうえで欠かせないテーマになっています。
老後に必要なお金は、日々の生活費だけではありません。住まいの修繕や設備の更新、車や家電の買い替え、さらに医療や介護といった予測しづらい支出が重なる可能性もあります。 こうした場面を想定し、老後資金として「貯蓄3000万円」という数字を一つの目安として意識する人も少なくないでしょう。
そこで本記事では、現在60歳代の世帯のうち、実際に貯蓄3000万円以上を保有しているのはどの程度なのかについて、最新の公的統計をもとに確認していきます。
著者
マネー編集部貯蓄班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社やメガバンク等の金融機関にて勤務経験のある編集者が中心となり、金融庁や総務省など官公庁の公開情報等をもとにお金の課題に寄り添う専門チームです。
主なメンバーは野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、日本生命保険相互会社出身の村岸理美など。
編集者の多くは、金融機関にて個人リテール業務を経験。若年層からシニア層、富裕層に至るまで、幅広い顧客に対し、投資信託・保険を中心とした総合的なライフプランニングを実行してきた。なかには、リテール営業で社内トップの実績を持ち、行内で表彰された実力者も。人材育成や社内教育にも携わるなど、金融知識と実務経験の両面で信頼される編集者が在籍しています。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年6月23日)