まもなく6月を迎え、夏のボーナス支給が視界に入ってくる5月下旬。日々の物価高が家計を圧迫する中、今年のボーナスは「一時的な消費」だけでなく「将来への備え」に回したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
本格的な夏を前に確認しておきたいのが、J-FLEC(金融経済教育推進機構)が発表した最新の「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)」の結果です。
同調査における50歳代・二人以上世帯の金融資産保有額の平均は1908万円。この貯蓄額を支えているのは「給与増」ではなく、新NISAなどを通じた「株価上昇」や「配当収入」といった運用益であることが結果から見えてきます。
本記事では、将来の資産形成の明暗を分ける「投資」に焦点を当て、まずは定年までの15年間を見据えた「積立投資のシミュレーション」と、それを後押しする「新NISAの基本」をおさらいします。
そのうえで、なぜ今これほどまでに運用が求められているのか、50歳代のリアルな貯蓄事情から紐解いていきます。