2. 生活保護、月どれくらい支給される?

生活保護は一律の金額が支給されるわけではありません。以下の8つの扶助に分類され、世帯の状況(収入や必要経費)に応じて不足分が計算されます。

  • 生活扶助:日常生活に必要な費用(食費・被服費・光熱水費等)
  • 住宅扶助:アパート等の家賃等 定められた範囲内で実費を支給
  • 教育扶助:義務教育を受けるために必要な学用品費等
  • 医療扶助:医療サービスの費用。費用は直接医療機関へ支払(本人負担なし)
  • 介護扶助:介護サービスの費用。費用は直接介護事業者へ支払(本人負担なし)
  • 出産扶助:出産費用。定められた範囲内で実費を支給
  • 生業扶助:就労に必要な技能の修得等にかかる費用(高等学校等に就学するための費用を含む。)定められた範囲内で実費(高等学校等に就学するための費用の一部は定められた基準額)を支給
  • 葬祭扶助:葬祭費用。定められた範囲内で実費を支給

このうち、日常生活に必要な費用となる生活扶助はどれくらい支給されるのか。

日常生活費にあたる「生活扶助」は、住んでいる地域の物価水準や世帯構成によって細かく設定されています。

支給金額の例を見てみましょう。

世帯構成:東京都区部等/地方郡部等

  • 3人世帯(33歳、29歳、4歳): 16万4860円/14万5870円
  • 高齢者単身世帯(68歳):7万7980円/6万6450円
  • 高齢者夫婦世帯(68歳、65歳):12万2460円/10万8720円
  • 母子世帯(30歳、4歳、2歳): 19万6220円/17万4800円

ここに家賃分(住宅扶助)などが加算されます。これを見ると、住む場所や家族構成によって「最低限度の生活」の定義が異なることがわかります。