3. 繰下げ受給をするにはどうする?

年金は通常65歳から受取を開始しますが、受取開始時期を66歳以降に遅らせることも可能です。

これを年金の「繰下げ受給」と言います。

受取開始時期を遅らせるほど年金受給額が増えるため、多く年金をもらいたい人や長生きリスクに備えたい人に人気の制度となっています。

年金の繰下げ受給をしたい人は、支給繰下げ受給申出書を提出しましょう。

支給繰下げ受給申請書見本2/3

支給繰下げ受給申請書見本

出所:日本年金機構「老齢年金請求書の記入方法等」

日本年金機構のHPからダウンロード可能なので、印刷して内容を記入し提出しましょう。

老齢基礎年金・老齢厚生年金 支給繰下げ申出書(様式第103-1号)(PDF)

4. 年金はいくらもらえるのか?シミュレーション

年金の申請方法を確認しましたが、実際に年金はいくらもらえるのでしょうか。

以下の条件で、現役時代の平均年収別に年金受給額の目安を確認してみます。

  • 1973年生まれ
  • 23歳から65歳到達まで会社員として勤務
  • 65歳から年金受取を開始

シミュレーションの結果は以下のとおりです。

平均年収ごとの目安年金受給額3/3

平均年収ごとの目安年金受給額

出所:厚生労働省「公的年金シミュレーター」を基に筆者作成

4.1 平均年収ごとの目安年金受給額(額面)

平均年収 年金受給額の目安(額面)※100の位を四捨五入しています。

  • 200万円 月額10万8000円
  • 300万円 月額12万8000円
  • 400万円 月額14万3000円
  • 500万円 月額16万3000円
  • 600万円 月額18万3000円
  • 700万円 月額19万8000円
  • 800万円 月額21万3000円
  • 900万円 月額23万5000円

平均年収300万円と平均年収900万円の人とでは、受給額に月10万円以上の差があります。

いかに現役時代の平均年収が老後の生活水準に影響するかがわかります。

将来の受給額を知りたい人は、ぜひ上記の金額を目安にしてみてください。