6. 「金利のある世界」で借金返済・利払いは大丈夫?
日本は長らく金利が付かない時代を過ごしてきました。そのため、多額の国債が安定的に消化されてきたのです。
しかし、金利のある世界に突入し、今後も金利は上昇していく見通しです。
予想通り、今後、金利が上昇すれば、利息の支払いが増え、財政の余裕は小さくなる可能性があります。
借金に過度に依存せず、限られた財源をどこに使うのかがより重要になります。
なお、2026年度の新規国債発行の予定額は約29.6兆円です。依然として約30兆円規模の新規借金が必要な状況が続いています。
7. まとめ
日本の財政は、歳出と歳入のバランスが崩れ、借金に依存している状態が続いています。
加えて、少子高齢化により、社会保障関連においても厳しい状況が続くでしょう。
各党がさまざまな公約を掲げ、続々と発表されています。日本の現状と照らし合わせながら、考えていきましょう。
参考資料
和田 直子
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】