間もなく衆議院の解散にともなう総選挙が行われます。

各党が続々と公約を発表しています。

減税や社会保障の改革など、さまざまな意見や公約に触れる前に、今の日本がどのような状態にあるのかをおさらいしておきましょう。

知るべきことはたくさんありますが、この記事では日本の財政、とくに国の借金の状況について見ていきます。

1. 財政とは何か

わたしたちは、毎月「収入」と「支出」のバランスをとりながら生活しています。

住居の確保や子どもの教育費など、手元の資金だけでは足りない場合には、借金(ローン)をして少しずつ返済することもあるでしょう。

国も同じように、税金などで収入を得て、年金や医療、介護、子育て支援、学校や道路といった公共サービスや施設のためにお金を使っています(こうしたお金の集め方や使い方を財政といいます)。

社会や経済を支えるためには、その時点で実行しなければならない政策や事業もあります。

もし、税金などの収入(歳入)だけで足りなければ、国は国債を発行してお金を借りることで、不足分を補っています。

この借金は膨らむ一方。次章では、日本の借金がどれくらいあるかを見ていきます。