4. まとめにかえて

今回は、令和8年度の年金額改定と、働き方による将来の受給額の違いについて解説しました。改定率は国民年金で1.9%、厚生年金で2.0%の引き上げとなり、モデル世帯では月数千円の増額が見込まれます。

一方で、厚生年金の加入期間や現役時代の平均収入によって受給額には大きな差が生じることも明らかになりました。さらに、男女の賃金格差やキャリア中断の有無が、将来の年金水準に直結する現実も見えてきました。

まずは「ねんきん定期便」などで自身の加入状況を確認し、将来見込み額を把握することが第一歩です。その上で、iDeCoやNISAなどの活用も含め、早めに老後資金の準備を始めてみてはいかがでしょうか。

参考資料

筒井 亮鳳