3. 「オルカン」vs「S&P500」100万円を30年間放置したらどうなる?

「オルカン」と「S&P500」の運用実績は前述のとおりですが、今後も同等のパフォーマンスを維持できるとは限りません。

投資では必ず価格変動のリスクが伴うため、あくまでも過去の運用実績であることを理解しておきましょう。

ここでは、「オルカン」と「S&P500」に100万円を投資し、30年間放置したらどうなるのかをシミュレーションしてみました。

※騰落率を年平均成長率(CAGR)に換算してシミュレーション
※CAGR(パーセント)=[(X年目の数値÷1年目の数値)^ {1 ÷(X-1)}-1]×100

3.1 「オルカン」に100万円を投資し、30年間放置した場合

まず、オルカンの騰落率を年平均成長率(CAGR)に換算すると、約18.3%となります。(2018年10月31日~2025年12月30日と仮定)

仮に、100万円を年率18.3%で運用できた場合、30年後の資産額は「約1億5500万円」となります。

3.2 「S&P500」に100万円を投資し、30年間放置した場合

こちらも同様に、騰落率を年平均成長率(CAGR)に換算すると、約20.1%となります。(2018年7月3日~2025年12月30日と仮定)

仮に、100万円を年率20.1%で運用できた場合、30年後の資産額は「約2億4000万円」となります。

3.3 なぜこれほど大きな差がついたのか?

一見すると、オルカンは年率18.3%、S&P500は年率20.1%であり、その差は1.8%ポイントにすぎません。

しかし、これを30年間・複利で回すと、結果は指数関数的に広がります。

結果として、元本100万円でも最終的な差は約9000万円に達しており、最大の要因は「年率リターンの差×複利効果」であることが伺えます。