4.2 40年間、付加保険料を納付した場合のシミュレーション
65歳以降に受け取れる「付加年金額」は、「200円 × 付加保険料納付月数」で計算されます。仮に20歳から60歳までの40年間、付加保険料を納め続けた場合を考えてみましょう。
- 40年間の付加保険料総額:19万2000円(400円 × 480カ月)
- 65歳以降に上乗せされる付加年金額(年額):9万6000円(200円 × 480カ月)
このシミュレーションでは、毎年9万6000円が本来の年金額に加算されます。40年間で納めた保険料は19万2000円なので、年金を受け取り始めてから2年で元が取れる計算です。
会社員として厚生年金に加入しながら副業をしている場合を除き、20歳から60歳までの自営業者やフリーランスの方は国民年金の加入対象となります。
5. 自身の年金見込額を把握し、将来の資産形成へつなげよう
ここまで、公的年金の「2階建て」の基本構造や、今のシニア世代が受給している「年金の平均受給月額」について解説しました。
65歳以降に受け取れる年金の平均月額は、厚生年金+国民年金で14万円~16万円台、国民年金のみでは5万円~6万円台が目安です。
また、国民年金には月々400円の付加保険料を納めることで、将来「200円 × 納付月数」分の年金を上乗せできる付加年金制度があります。
この制度は2年で元が取れる計算になるため、「老後の年金額を少しでも増やしたい」と考えている方は検討してみるとよいでしょう。
日本年金機構の「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」などを活用してご自身の年金情報を確認し、将来に向けた資産形成について計画してみてはいかがでしょうか。
※当記事は再編集記事です。