1.2 「60~70歳代以上が約3割の地域も!」シニア層でも広がるNISA

さらに注目すべきは、利用者の年齢層が非常に幅広い点です。働き盛りである30代から50代の各世代がそれぞれ全体の約2割を占め、現役世代の資産形成の柱となっているのはもちろんのこと、実はシニア層の利用者も「意外なほど多い」のが今のNISAの特徴です。

「現役世代からシニア層まで」全世代が活用するNISA

「現役世代からシニア層まで」全世代が活用するNISA

出所:金融庁「都道府県別のNISA口座開設状況(グラフ)」

金融庁が公表する「都道府県ごとのNISA口座年齢層構成比」によると、60代が全体の約15〜18%、70代以上も約10〜20%弱を占める地域が多く、決して「若者のための制度」にとどまっていません。資産の守りや、次世代への引き継ぎを現実的に意識し始めるシニア層にとっても、NISAは有力な選択肢として深く浸透しています。

このように、20代から高齢層まであらゆる世代がライフステージに合わせて活用し、いまや「4人に1人」が保有する国民的なインフラとなったからこそ、万が一の際に「大切な資産をいかにスムーズに家族へ繋ぐか」という相続の備えは、すべての人にとって避けては通れない重要なテーマとなっています。