貯蓄の平均値を知ったところで、少しでも貯蓄を増やすためのテクニックをご紹介します。

給料日に貯金を先取り!確実に貯めていく

節約して残ったお金を貯金しよう!と思っていても、気づくと手元はすっからかん…なんて方におすすめなのが先取貯金です。給料が入ったら、まずは貯金に回すお金を取り、残りで生活をしていきます。貯金に回すお金は口座を別に作って、そちらに移してしまうことで、使い過ぎを防ぐのです。

先取り貯金には銀行の振込予約のサービスや、インターネットバンキングが手軽で便利です。貯蓄用口座はなるべく手数料の高い口座を選ぶとよりお得です。

お金を使う前に「考える」習慣をつける

そんなに欲しいわけではないのに、必要ではないものをつい買ってしまっていませんか?無駄遣いというのはクセのようなもので、あまり考えず「つい」買ってしまうことが習慣になってしまっているのです。少しお金に余裕があると「パーッと使いたい!」と思ってしまう方も要注意です。

お金を使う前、何かを購入する前に「本当に必要か?」「家に同じようなものはないか?」と考える癖をつけましょう。きちんと考えることで、支出を自然に減らすことができます。

何のためにお金を貯めるのかを考えておく

ただ節約しなければ、と考えてばかりいると辛さばかりが目立ちます。しかしなぜ貯金するのかを考えておくと、お金を増やす楽しみが出てくるのではないでしょうか?

私はなぜお金を貯めたいのかを、なるべくはっきりした目的を決めて考えます。家を買う頭金にしたい、家族で旅行に行きたい、老後のために、など目的は様々ですが、何のために貯めるのかがはっきりしていることでやる気が変わります。

まとめ

貯蓄の平均を知り「もっとお金を貯めておかなきゃ!」と思った方は、生活習慣を見直すなどして資産形成の計画を立ててみてくださいね。

【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

LIMO編集部