2.3 10年間の運用シミュレーション結果

この10年間は、金価格が1gあたり4000円台(2016年)から2万3000円超(2025年末)へと大きく上昇した期間でした。

毎月定額で購入を続ける「ドルコスト平均法」を用い、実際の月初価格で買い付けたと仮定した結果は以下の通りです。

純金投資 シミュレーション

純金投資 シミュレーション

LIMO編集部作成

  • 購入できた金の総量: 約149.23g(平均購入単価:約7908円/g)
  • 評価総額(2025年末): 149.23g×2万3051円/g=約343万9890円
  • 運用益(評価益): 343万9890円 - 120万円=約223万9890円

2.4 評価益は元本の約2.8倍に

シミュレーションの結果、毎月1万円の積立(元本120万円)で、220万円を超える評価益が生まれる可能性があったことがわかりました。

これは投資元本に対し、約186%の増加(約2.8倍)に相当します。

この背景には、過去10年間の世界情勢やインフレを要因とした金価格の著しい上昇があります。

ただし、今後も金価格が上昇し続けるとは限りません。

それでも、純金積立には「価格が下落したときには自動的に多くの量を購入できる」というドルコスト平均法の利点があります。

これにより、一度にまとめて購入する一括投資と比べて高値掴みのリスクを抑えやすく、長期的に安定した資産形成を目指せるのが大きな特徴です。