4. 給付付き税額控除、導入を掲げる背景は?
高市総理は、2025年10月の所信表明演説で、給付付き税額控除の制度設計を速やかに進める考えを示しました。
物価高が続く中で、実質賃金の上昇が定着するまでには時間がかかるとの認識を示し、税や社会保険料の負担に苦しむ中・低所得者層への支援が必要だと述べています。
一律の現金給付ではなく給付付き税額控除を重視する姿勢からは、短期的な対策ではなく、長期的な再分配の仕組みを整えようとする狙いがうかがえます。
5. まとめ
今回の記事では、給付付き税額控除の基本的な仕組みと、所得に応じた3つの控除・給付パターンについて解説しました。
給付付き税額控除では、所得の状況によって支援の形が異なります。
- 所得税を納めている方(中~高所得者):税額控除
- 所得が低めの方:税額控除+現金給付
- 非課税世帯:全額が現金給付
物価高が続く中、政府の支援策に関心が集まっています。
今後、給付付き税額控除の具体的な制度設計がどのように進むのかを注視するとともに、家計の見直しや将来に向けた備えも意識していきたいところです。